MyVoiceAppは声を出すことが困難な人たちの会話を支援することを目的としたアプリです。
失語症や、口や喉などの癌の手術による声帯切除、そのほか様々な事情で発声が困難な人たちが会話時に抱えるストレスを和らげます。
会話は、目的の言葉のアイコンをタップするだけの簡単な操作で可能です。
毎回、テキストを入力するなどの煩わしさがなく、直感的にしゃべりたい言葉を選んで音声にします。
本人の声を録音すれば、今までと同じ声で発話し、会話することができます。
また、録音音声がない場合でも、iPhone/iPadのテキスト読み上げ機能を使って、目的の言葉を音声にして伝えることができます。
音声再生や各種設定の際、インターネット接続は不要です。
オフラインの環境でも、「今話したいことば」を発話することができます。
アプリでは、入院中や日常生活で使用頻度が高い約80種類の言葉のアイコンを標準で用意しています。これらの音声を録音すれば、自分の声で会話ができます。
またユーザーが使いたい言葉やフレーズを新たに作成して登録できるので、様々なシーンでの会話にも対応できます。
これらの音声を会話シーンごとにグループ化して管理します。
グループを会話の流れに沿って順序を設定するので、会話の流れに応じて必要な音声だけが画面に表示されるので、すぐに見つけることができます。
本アプリは、兵庫医科大学と共同で研究・開発した頭頸部がん等の手術により失声症状となった人たちが手術前の本人の声で会話することを支援するアプリをベースとして、各種の機能を追加して製品化しました。